お通夜と告別式、どちらに参列?|知っているようであまり知らないご葬儀・お葬式のちょっとしたマナーや豆知識を伝授いたします

知っておきたい葬儀のマナーあれこれ

葬儀のマナー番外コラム<その4>
実際のケーススタディ
ここで、自分が大学生の頃の実体験を。

ある日、高校の友人から購買のおばちゃんが亡くなったと連絡がありました。身内以外で初めてのお葬式、準備にわたわたしながら出かけました。おばちゃんはクリスチャンだったとのことで、場所は教会でした。

着いてびっくり、黒山の人だかり!

確かにすごく慕われていたおばちゃんでした。しかし高校生とそのOBの携帯メールでの情報伝達はたぶんご遺族の想定をはるかに超えていたでしょう。教会に入りきれないくらいでしたから、三百人以上いたんじゃないでしょうか。式の進行中にも、仕事帰りと思しきOBがさらに増えていました(私の先輩も…)。

私個人としては、おばちゃんに最後にお別れを言わせてもらえてよかったと今でも思っているのですが、葬儀社に就職してからは、それでもご遺族と教会・信徒の皆様にはかなりご迷惑だったんじゃないか…と振り返ってしまいます。

いったん外に知らせてしまうと、情報がどう広がっていくかはご家族の手を離れてしまいます。訃報の性質上「なるべく多くの関係者に教えてあげいと」と善意で広まりやすいことを念頭に。繰り返しになりますが、知らせなくて済む範囲には知らせないこと、やむをえず知らせる場合にはきちんと参列をお断りすることが重要です(亡くなったことは知らせても、葬儀の日程・場所は伝えないなどの工夫もできます)。

そして、皆様にはご葬儀が終わってから死亡通知書をお送りし、お知らせします。

もちろん、予想より多くの人が集まったからといってお葬式自体が失敗するとは限りません。喪主さまも「こんなに多くの生徒さんが集まってくれて、母も喜んでいると思います」と挨拶されていました(建前じゃないといいんですが…)。ご家族の知らないご本人の一面を教えてくれる場になるかもしれません。ただ、想定外の事態はただでさえ大変なときにストレスを増やしかねませんので、やっぱり注意が必要です。

自分のお葬式に、誰に来てもらうか――これはいわばこれまでに築かれた『ご縁』の集大成であり、人生そのものの象徴とも言えるかもしれません。ご葬儀の成否を決めるのも、実は祭壇や棺より、この「人」による部分が大きいのです。

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