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日本では古来より亡くなった方の体を拭き清め、身支度を整えて来世へと送り出す風習があります。
現在ではこの風習を一歩進めて、故人を入浴させ、洗い清め、お体を整える「湯灌」を行うことが多くなりました。
湯灌は概ね次のような形で行われます。
(1) 逆さ湯の儀式
故人へのお別れとお礼に家族で故人へ一人ひとり清水をかけます。
(2) 洗体
シャンプー、顔そり、爪切りなど基本的な洗浄を行います。
(3) 清洗
温水にて全身を洗い流し、その後くまなく体を拭きます。
湯灌が終わると旅支度を整えます。
人は死後49日の間、西方浄土に向けて巡礼の旅をするといわれています。その旅支度として故人に白い経帷子を着せ、手甲、脚絆、足袋をはかせ、手には数珠を、そして六文銭の入った頭陀袋を持たせます。故人の人相が変わってしまうことが多いので頭の白い三角布は最近ではつけない事が多いようです。
最後は故人をお棺にお納めする納棺の儀です。
死装束を身につけた故人を、遺族が全員でささえながら仰向けにして棺の中に納めます。手は合掌させて数珠をかけます。